はいさーい( ´ ▽ ` )
先週はお休みしてすみません!
出張と連勤疲れでダウンしておりましたm(_ _)m

本日のPEST分析はよく聞くようで、耳馴染みがないかもしれません。
でもビジネスを始める、マーケティングに力を入れる上では、
とても重要な環境分析ですね。

自らが身を置く地域の

政治(Politics)
経済(Economic)
社会(Social)
技術(Technology)

を調べ上げ、それを踏まえた上で自社の勝負する
セグメントやポジションを把握し、狙うべきターゲットを分析する(STP)
というマーケティング活動につなげていく
わけです。
つまり、マーケティングの川上的な存在でもありますね。

実は今回、弊社ビジネスでも一度立ち止まっていろいろと考える必要があると判断して、
根本であるPEST分析をしてみることになりました。
そのため、沖縄県のPEST分析を行いました〜( ´ ▽ ` )

今日1日でパッと行ったものですのでガチガチにはやってませんが、
沖縄でビジネスをされているならどんな事業者の方にも
ちょっと役立つかと思いますので参考までにどーぞ。
ブレスト的に書き出していく感じです。

【政治的環境(Politics)】
・新県知事の誕生(辺野古への基地移設の反対派)
・消費税増税が2019年10月へと迫っている
・新基地に関する県民投票に関するゴタゴタ
・民泊の解禁
・モノレールの延長(2019年夏予定)
・排他的経済水域(EEZ)への外国船の侵入
・日本と韓国の色々な問題でのゴタゴタ

【経済的環境(Economic)】
・外国人観光客の増加
・最低賃金の定期増加
・人口増加(移住者や高い出生率の影響) 
・失業率の低下(まだまだ高いが改善しているらしい)
・マイナス金利によって金融機関が貸付に積極的
・サンエーPALCOの開業(2019年9月予定)
・国際的な好立地なポジションであるのに、貿易会社が少ない(物流は多いが)
・製造業が少ない(地理的不利性=土地がない)
・県内企業の後継者不足(による廃業など)
・離婚率と出産率が高すぎる
・高所得者と低所得者の格差が大きい
・軍用地など、地主が多く存在する(日本唯一の地主会というものもあるそう)

【社会的環境(Social)】
・マンションおよびホテルの建設ラッシュ
・基地返還エリアの開発(北谷および浦添など)
・航空路線の拡充(LCCなど含め)
・アジア諸国へのアクセスの良さ
・本島以外の離島エリア(石垣島・宮古島をはじめとして)の発展
・ナイトエンタメが少ない
・言語対応がうまくできているサービス業が少ない
・コワーキングスペースやシェアオフィスなど、フリーランスや若手起業家が活動しやすい環境が徐々に増えつつある
・交通の便が悪い(那覇市内〜延長されても浦添・西原あたりまでのモノレール)
※レンタカーが観光交通の主流となっている=外国人ドライバーのリスク
・NPO法人が少ない感覚がある
・スポーツが盛り上がりを見せている
※琉球ゴールデンキングス(バスケ)やFC琉球(サッカー)など
・仕事にせよ、プライベートにせよ、横つながりが異常なほどに重要とされる→だからIT関連技術やノウハウが浸透しないのかも

【技術的環境(Technology)】
・沖縄科学技術大学院大学や沖縄高専など、IT人材育成に力を入れている環境
・IT津梁パークやインキュベート施設など、IT関連企業の誘致に積極的な動き
・上記のような施策がなされる一方で、現時点で沖縄経済の主体となる観光産業に対してITスキルのある人材が配置できていないという声もある
→実際そう感じる(特に飲食店などのサービス業の人々はIT関連スキルが乏しい)
※自分できる方がベスト(知識と労力があまりかからないのであればの話)
・専門的な知識がなくてもITを活用できる方法が浸透していない=専門的に学び、経験している人しかITを活用できていない状況

さぁ、こんな感じで沖縄の市場全体感の情報を集めたところで、

「これを基に、どう考え、どう行動するか」が重要ですね。

ということで、本日はここまで〜!!
次回またおたのしみに♪( ´▽`)